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12月13日14:59修正: セミナー場所
下記の通り、院・集中講義「天体磁気流体現象とその数値実験」を開催しますの
で
お知らせいたします。院・前期課程の皆さんを対象にしていますが、学部学生の
皆
さん、院・後期課程の皆さん、教官の皆さんの多数の参加を歓迎いたします。
記
日時:平成15年12月15日(月)、16日(火) 午前10時より
場所:15日(月) 理学部 X301号室
16日(火) 自然科学3号棟 6階 609号室(セミナー室)
題目:「天体磁気流体現象とその数値実験」
講師:松元亮治氏(千葉大・理学部 教授)
=== 目的・方針 ================================
宇宙において磁場が関与する様々な動的現象を理解することを目的とする。
このため、プラズマ物理学の基礎について概説した後、電磁流体方程式を導出し、
磁場とカップルした天体プラズマの運動、構造と安定性、磁気エネルギーの
解放過程などについて、具体的な天体現象を例にあげながら講義する。特に、
回転プラズマ円盤における電磁流体過程を詳しく解説したい。電磁流体方程式
の数値解法とシミュレーション結果についても紹介する。
=== 内容 ======================================
1.天体磁気流体現象の概要:フレア、ジェット、活動性
2.電磁流体方程式とその性質:電磁流体近似、電磁流体波
3.電磁流体方程式の数値解法:電磁流体衝撃波への適用
4.平衡と安定性:磁気浮力不安定性、キンク不安定性
5.磁気エネルギーの解放過程:磁気リコネクションの物理
6.降着円盤の電磁流体過程:磁気回転不安定性、ジェット形成機構
=== テキスト ================================
参考書:「活動する宇宙 −天体活動現象の物理−」
柴田、福江、松元、嶺重編 裳華房
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#> なお、宇宙科学研究室が世話役をする来年度の院・集中講義として、次の2件
#> の開催を予定しております。ご期待ください。
#> 「太陽系・惑星の天文観測手法の基礎」渡部潤一氏(国立天文台)
#> 「星形成過程の物理」犬塚修一郎氏(京大・理)