設置の趣旨及び目的
太陽系外縁部の氷天体の出現や、系外惑星系の相次ぐ発見によって、惑星科学研究推進の緊急性が高まっている。本センターは、惑星科学に関する学術研究水準の向上と、世界的に活躍する若手研究者の育成事業を推進する組織として、将来にわたって惑星科学の最先端研究教育事業を遂行することを目的とする。
センター事業
(研究推進事業)
- 系外惑星系の観測的研究を推進し、惑星形成領域の素過程を解明する。
- 始原物質の分析的研究と室内模擬実験から、始原物質・天体の形成・進化を明らかにする。
- 惑星系形成理論研究を推進し、多様な惑星系の出現・変遷について、新たなシナリオを構築する。
- 惑星大気大循環モデル研究を推進し、惑星表層環境を多様化させたメカニズムを解明する。
(教育推進事業)
- Kobe International School of Planetary Sciences(プラネタリスクール)を開催し、若手研究者・院生の育成に努める。
- 海外拠点大学・研究所との若手研究者交換プログラムを推進する。
- 公開講演会やホームページを通した情報発信を行う。
[センター設置要項] (2007年4月20日改正)
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