集中講義を以下の通り実施いたします。多くの方々の聴講を歓迎いたします。
講師 : 伊藤 久徳(九州大学 大学院理学研究院 教授)
日時 : 2005年 9月28日(水),29日(木) 1日目は11:00から
場所 : 自然科学3号館5F西大気水圏科学セミナー室
講義名 : 中高緯度の大規模運動の力学
内容 : 地球中高緯度の大規模運動について,特に低周波変動を中心に,
その力学理論を一通り概説する。
1. 中高緯度の大規模運動
2. 基礎的理論
(1)保存量、(2)波と不安定、(3)Rossby波の伝播、
(4)wave guide、(5)共鳴、(6)力学系理論
3. 定常波
4. 低周波変動
(1)低周波変動とは、(2)teleconnection、
(3)blocking、(4)天候レジーム
[関連講義]
講師 : 田近 英一(東京大学 大学院理学系研究科 助教授)氏
時期 : 2005年 9月26日(月),27日(火)
講義名 : 地球惑星システムの変動と炭素循環
別途、特別講義を以下の通り実施いたします。対象は学部の3年4年となります。
講師 : 瀬野 徹三 (東京大学 地震研究所 教授)
日時 : 2005年 9月27日(火), 9月28日(水) 1日目は10:00から
場所 : 理学部 Z103教室 (定員80名)
講義名 : プレートテクトニクスと地震
対象 : 学部3年4年対象(1単位)
内容 : プレートテクトニクスとは何か,なぜ地球でプレートテクトニクスが
成り立っているのか,プレート境界では何が起きているのか,プレート
運動の決め方,日本付近のプレート運動,日本付近の地震のプレート
テクトニクスによる理解,水がプレートテクトニクスと地震に対して
果たす役割,などプレートテクトニクスの基礎的事項とその地震への
応用を詳しく解説する.
・プレートテクトニクスの基礎概念
・プレート境界過程
・プレートの運動学
・日本付近のプレート境界,プレート運動と地震
・スラブの脱水と地震,プレートテクトニクス