2/3 10:00- 集中講義 at 神大会館会議室A 2/3 09:30-10:30 セミナー at 大気水圏セミナー室 (自然科学3号館508号室)
集中講義と大気水圏研究室セミナーのお知らせです。院生だけでなく, 学部生,教官など多くの方々の受講を歓迎します。
集中講義 日時:2005年 2月 3日(木),4日(金) 開講:3日 10:00〜 場所:神大会館会議室A 講演者: 中村 智樹(九州大学助教授) 講義題目:始原隕石と宇宙塵に記された初期太陽系進化 [関連講義] 1月6日(木)・7日(金) 赤井 純治(新潟大学教授) 講義題目:電子顕微鏡鉱物学:鉱物のナノスケールから探る地球・惑星世界
大気水圏研究室セミナー 日時:2005年 2月 3日(木) 09:30〜10:30 場所:大気水圏セミナー室 (自然科学3号館508号室) 演者:はしもとじょーじ(COE-PD研究員) 演題:金星地表の近赤外放射率:Galileo 近赤外分光計観測結果の解析 要旨:金星地表物質の化学組成を明らかにすることは、惑星の バルク組成だけでなく化学的分化や熱的進化にも関わる 大きな問題のひとつである.しかし金星地表の化学組成 をグローバルに測定することは未だなされていない. 本講演では、Galileo 探査機が金星をフライバイした際の 近赤外分光撮像装置(NIMS)による観測結果を解析して、 金星地表の近赤外波長における放射率の空間分布を導出 した結果について発表する.放射率は物質の化学的な 性質とも深く関連していて、特に近赤外の放射率は鉄の 含有量に関係していると考えられるものである.これら の点を勘案して、導出された放射率の空間分布が示唆 することがらについても考察する.