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概要 | 当拠点の採択理由
2003年度選考結果 COE研究員(PD) | COEリサーチ・アシスタント(RA)
2004年度選考結果 COE研究員(PD) | COEリサーチ・アシスタント(RA)
2005年度選考結果 COE研究員(PD) | COEリサーチ・アシスタント(RA)
2006年度選考結果 COE研究員(PD) | COEリサーチ・アシスタント(RA)
2007年度選考結果 COE研究員(PD) | COEリサーチ・アシスタント(RA)
過去に在籍した研究員(PD)

平成15年度発足 21世紀COEプログラム

「惑星系の起源と進化」
"Origin and Evolution of Planetary Systems"
(COEPS)


プログラムの概要
本プログラムの目的は、 太陽系外を含めた多様な惑星系と個性豊かな惑星の形成・進化の過程を 統一的・体系的に解明することである。 自然科学研究科の地球惑星システム科学専攻の、 幅広い領域で、 国際的に活躍している人材と、 国内外からの招聘研究員が共同して、 探査・観測、室内実験、理論・数値シミュレーションという多様な手段を 駆使してプログラム事業を推進する。 拠点で得られた最先端情報を世界に向けて発信すると共に、 神戸大学国際交流推進機構と連携して、 国内外の研究者や院生の研究・教育の場を作り、 体系的学識と国際性を併せ持つ若手研究者を送り出す。 世界中から研究者が訪れてみたいと思う惑星科学研究の世界的中核拠点と なることを目指す。

拠点形成の目的・必要性
最近の多様な惑星系の発見によって、 太陽系以外の惑星系を含めた汎惑星系の形成と進化を明らかにすべき時が 今まさに到来した。 本拠点においては、
  • 大型望遠鏡を用いた観測的研究
  • 惑星探査機を用いた始原天体の探査・
  • 始原物質の室内分析・
  • 惑星形成過程の室内模擬実験・
  • 惑星系及び惑星の形成・進化のモデル・シミュレーション
等によって、 多様な惑星系の形成・進化を統一的に論じる「神戸モデル」を構築する。 これらに基き、 最先端の惑星科学研究成果や探査データの国際的な発信拠点となると共に、 21世紀の惑星科学や宇宙開発を担う人材を内外に育成することを目的とする。

研究拠点形成実施計画
神戸大学・学術研究推進機構内にCOE推進委員会を設置する。 国際交流促進のための海外拠点(独ミュンスター大学・惑星物質研究所等) を設けると共に、 拠点内では、 国内外の研究者による共同研究のプラットホームを提供する。
  1. 惑星系の起源、
  2. 始原物質の起源と進化、
  3. 惑星の進化と多様性
という3つのプロセス・スタディ・グループを作り、 事業推進担当者に加えて、 公募する招聘・ポスドク研究員とリサーチ・アシスタントの協力で、 プログラム課題を実施する。 国際シンポジウムや海外ワークショップを行い、 拠点内外での惑星科学の研究活動の推進役を果たす。

教育実施計画
知識の創成である研究活動を共に行う中で、 次世代を担う優れた人材を育成し、 知識の伝達・発展を達成する。 拠点所属の院生教育と共に、 国内外の惑星科学を志す者全てに、 最新の情報が伝達できるような教育システムとして、 「COEホームページ」の充実や、 「神戸プラネタリ・スクール」の実施に取り組む。 教育実施の指針として、 独自の体系的教育、 拠点外に開いた最先端情報発信、 国際的教育環境での研究者の育成を目指す。


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