>13:30 - 15:00 SMARTからSMAへー台湾におけるサブミリ波干渉計への取り組みー
>17:00 - 18:30 A General Theory of Local Preconditioning
日時:2月23日(月) 13:30−15:00 場所:自然科学3号館609号室 講演者:大橋 永芳 SMART/SMA project scientist 台湾中央研究院天文及天体物理研究所 題目:SMARTからSMAへー台湾におけるサブミリ波干渉計への取り組みー 要旨: サブミリ波干渉計(Submillimeter Array; SMA)は、スミソニアン天体物理観測所 (SAO)と台湾中央研究院天文及天体物理研究所(ASIAA)の共同プロジェクトとして、 ハワイマウナケア山頂に建設された、口径6メートルの電波望遠鏡8機からなる、 世界最初のサブミリ波イメージングアレイである。SMAは当初、6素子干渉計 としてSAOにより計画されたが、1996年にASIAAが計画に参加、受信機システムも 含め2素子を追加することに合意し、8素子干渉計計画にアップグレードされた。 ASIAAよるサブミリ波望遠鏡の建設及び受信機開発は、SMART(Submiilimeter Array of Taiwan)プロジェクトと呼ばれ、台湾国内における電波天文の発展に大きな刺激 を与えた。本講演では、台湾におけるサブミリ波干渉計への取り組みを紹介する とともに、SMAの概要及び現状について述べる。また、SMAにより得られた、最新の 観測結果についても簡単に触れる予定である。