2004年3月30日更新 (講演時間)>15:00 - 16:30 at 自然科学 3 号館 5 階セミナー室 (508) "Modelling Local and Global Climate Sensitivity over a Broad Range of Climate Perturbations" >17:00 - 18:30 at 自然科学 3 号館 609号室 星形成領域における超低質量天体探査とその光度関数 皆様 COE談話会のご案内です. 多くの方々のご参加をお待ちしております。 ---------------------------------------------------------- 3/31 (Wed), 17:00-18:30, at 609号室 大朝 由美子 「星形成領域における超低質量天体探査とその光度関数」 ----------------------------------------------------------- 要旨: 今から半世紀ほど前, 星が誕生する際の質量と数を表す質量分布(初期質量関数)が 大質量星から低質量星に向かって,単調増加する関数で表現することが発見されました. このことは,生まれてくる星の大半は我々の太陽より軽い星が占めることを意味します. しかし,質量がより軽い天体,特に褐色矮星や系外惑星のように安定して自ら輝くこと のできない天体は光度が非常に暗いために観測が困難であり、それらがどの程度存在する のかはわかっていませんでした。 本講演では,異なる星形成の描像を示す複数の星形成領域について行った観測結果を紹介 すると同時に,新しく発見された惑星質量天体や褐色矮星、それらを含む光度関数,質 量関数とその普遍性について概説します。