第 3 回 CPS 衝突実験実習 テーマA

レーザーアブレーションによる衝突蒸気の高速分光実験

実験装置

本実験では以下の実験装置を用いて実験を行った

<レーザー>

・Quanta-Ray DCR-2 Pulsed Nd:YAG Laser [Spectra-Physics Inc.]




<分光測定器>

・Ocean Optics(簡易分光計) [Ocean Photonics; USB 2000]




実験手順

実験の手順は以下の通りである
  1. チャンバー内の汚染を防ぐために内部にアルミホイルを敷く
  2. ビューポートから光が入るようにレーザーを照射しながら位置を合わせる
  3. レーザーのセットアップと分光器のセットアップ
  4. サンプルをチャンバー内のステージのセットし、レーザーの照準を合わせる
  5. チャンバー内をロータリーポンプで真空引きする
  6. オペレーション開始


図1 : 実験系概略図

実験条件

サンプルそれぞれについて以下の条件で実験を行った

Table1 : experimental condition
sample energy [J] pulse frequency [Hz] integral time [ms]
C1 40 2 1000
C2 40 1 2000
C3 40 2 4000
C4 40 4 4000

※ 各Runはチャンバー内の圧力を10mbar程度まで真空引きして行った

※ 分光器の校正には波長、強度それぞれについてアルゴンランプと水銀灯を用いた


Last modified: 10.12.24
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