実験装置
二段式軽ガス銃 (水素ガス)
今回の実験では、宇宙科学研究所(JAXA)の二段式軽ガス銃を用いた。実験条件
ターゲット
ターゲットは砂岩で統一した。なお、用いた砂岩はパキスタン砂岩、150×150×150、約7.8kg、ファニチャーストーン株式会社のものである。密度(g/cm3) | 引っぱり強度(GPa) | |
---|---|---|
砂岩 | 2.5 | 0.011 |
弾丸
本実験で用いた弾丸の種類を以下に記す。弾丸の種類 | 直径φ(mm) | 質量(mg) | 密度(g/cm3) |
---|---|---|---|
ナイロン | 1.035 | 0.800 | 1.035 |
WC | 0.996 | 7.860 | 15.182 |
アルミナ | 1.014 | 2.005 | 3.676 |
ガラス | 1.038 | 1.610 | 2.746 | ナイロンφ3mm | 3.112 | 19.176 | 1.215 | チタン | 1.007 | 2.665 | 4.982 |
高速度カメラ
弾丸によるクレーターであることを確認するため、衝突横方向からのインパクトの瞬間を撮影した。測定方法
形成されたクレーターの深さ及び径はマイクロスコープ(KEYENCE)を用いた画像処理による寸法測定を行なった。砂岩にはスポレーションを起こしている物もあり、その場合スポレーションもクレーターの一部とみなし、それを含めた径を測定した。 また、体積の測定として今回2通りの方法を用いた。
①:クレーターを円錐と仮定し実際に径と深さを測定することにより算出。
径の測定については以下の図に示す。径の判断基準は一番長い径とその径に垂直な一番長い径を採用し、それらを用いて楕円錐を仮定した。
②:マイクロスコープによる測定。
測定方法の違いによる誤差の議論については後述する。
マイクロスコープ(KEYENCE)による体積、深さの測定
Last modified: 10.12.24
Copyright © 2009-2010 Impact Research Group. All rights reserved.
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